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【解説】プラスチック敷板の施工術

工事現場に工事車両を通したいが、現場までの道のりがぬかるんでいて工事車両が通れない、舗装されていない土地を仮設駐車場として使いたいなど、そんなときには強化型プラスチック敷板が役立ちます。本記事ではプラスチック敷板の施工術について解説します。

プラスチック敷板の並べ方

プラシキ、プラ敷板、樹脂敷板とも呼ばれているプラスチック敷板。プラスチック敷板を敷いて仮設道路や仮設駐車場を作りたいときに、どう並べたらいいか悩んでしまうことがあるかと思います。ここではご用途にあった並べ方をご紹介します。

仮設道路の場合

■ 一列施工(長手方向):4×8タイプの場合

一列施工(長手方向)

この並べ方では幅1220mmの仮設道路ができます。

2本並べることで左右のタイヤ間がひろい工事用車両を通行させることも可能です。

仮設道路仮設道路

■ 一列施工(短手方向):4×8タイプの場合

一列施工(短手方向)

この並べ方では幅2440mmの仮設道路ができます。

2本並べることで幅の広い仮設道路ができるので、大型の工事用車両を通行させることも可能です。

那覇空港滑走路増設工事

■ レンガ敷き施工:4×8タイプの場合

レンガ敷き施工

この並べ方では幅2440mmの仮設道路ができます。車両交通量が多い場合に適しています。

仮設駐車場・仮設ヤードなどの場合(面施工)

■ 標準的な面施工:4×8タイプの場合

標準的な標準的な面施工

この並べ方では幅4880mmの面ができます。仮設駐車場として利用する場合は自動車を並列で停めることができます。

仮設駐車場
幅6100mmの場合の仮設駐車場

■ レンガ敷き施工:4×8タイプの場合

レンガ敷き施工

この並べ方では幅7320mmの面ができます。長手方向と短手方向を交互に敷くと面で支える力が強くなります。

仮設ヤード路面凍結防止

敷設に際して留意すべき膨張幅

プラスチック敷板は樹脂でできているため、気温差により敷板全体が伸縮することをご存じでしょうか。気温が上昇すると接している敷板どうしが干渉し、膨張しようとする水平方向の力の逃げ場がない場合、敷板が隆起します。隆起を回避するために、敷板と敷板の間に隙間をあけて敷設する必要があります。

プラスチック敷板の膨張幅の計算方法を解説

温度が上昇することによる膨張幅は次の計算式で算出します。

強化型プラスチック敷板こうじばんの熱膨張率は0.00012(一般のポリエチレンより小さい)です。

計算式:敷設全体の長さ X 0.00012 X 温度差 = 膨張幅

計算例:120m X 0.00012 X(32℃ - 15℃)= 0.2448m

上記計算例では、敷設全体の長さ120mが、温度15℃から32℃に17℃上昇すると、32℃の時点で20.2448mに、約25cm膨張することがわかります。

敷設の際に留意するべき敷板同士の隙間は?

では、プラスチック敷板同士の隙間はどの程度あけて敷くべきなのでしょうか。強化型プラスチック敷板を取り扱うメーカーでは隙間は10mmから20mm程度を推奨しています。季節をまたいで長い間敷きっぱなしにしたり、一日の温度差が激しい場所で敷くときには十分に留意しましょう。

連結金具の種類と選定について

プラスチック敷板の敷設期間が長期にわたる場合、敷板のズレ防止や飛散防止に必要不可欠なものが連結金具です。敷板の連結穴に連結金具を差し込み、隣りの敷板と連結させます。強化型プラスチック敷板こうじばん/UltraX/Ultra専用の連結金具はつぎの2種類あります。

門型ピン(写真手前)

地面に打ち込み固定しながら2枚の敷板を連結します。平板金具に比べて装着が簡易ですが、使用環境により門型ピンが浮き上がることがあります。定期的にチェックして必要に応じてゴムハンマーで打ち込みます。

門型ピン(写真手前)

平板金具

2枚の敷板を連結します。打ち込みできない舗装路に使用します。また、門型ピンよりも確実に連結しますので、非舗装路でも長期間の現場では使用ます。

平板金具

※台風などの危険が予想されるときは事前に敷板を撤去してください。

連結金具個数の算出について

では、プラスチック敷板を敷設する際に連結金具はどれくらいの本数が必要でしょうか。一列施工の場合と面施工の場合について解説します。

一列施工の場合

計算式はつぎの通りです。

計算式:敷板総数 ×2本 - 2本

敷板の各角にある連結穴に連結金具を装着します。列に並べていくと最後の敷板には連結金具が不要となるため2本を差し引きます。

たとえば敷板を5枚の場合は、5枚×2本- 2本=8本となります。

一列施工 ※5枚に8本の連結金具を装着

面施工の場合

計算式はつぎの通りです。

計算式:敷板総数 ×3本 -(縦軸枚数×2本)-(横軸枚数×1本)

標準的な面施工では各敷板に3本の連結金具が目安です。面の端に位置する敷板では連結が不要なため次の計算式により数を差し引きます。

たとえば敷板を縦4枚、横5枚、計20枚の場合は、20枚×3本 -(4枚×2本)-(5枚×1本)= 47本となります。

面施工 ※縦4枚、横5枚、計20枚に47本の連結金具を装着

列で敷く場合は1枚あたり2本、面で敷く場合は1枚あたり3本が目安となります。敷設方法や連結金具タイプにより使用する本数が異なりますのでお気軽にご相談ください。

【解説】平板金具の装着方法

平板金具の装着方法はつぎの通りです。

平板金具の装着方法①

敷板を直角に立てた状態で、平板金具の両端を連結穴に挿入します。

平板金具の装着方法②

立てていた敷板を倒すと敷板どうしが連結されます。
敷板を手前に強く引いてください。20mm程度の隙間が空きます。

平板金具の装着方法③

平板金具にはあそびがあり、敷板を近づけても10mmの隙間が空きます。

平板金具の装着方法④

敷板が斜めになっても、平板金具にあそびがあり隙間に余裕があります。

温度変化によって敷板が伸縮することを留意して、連結金具を装着する際も、敷板同士10mmから20mm程度の隙間を空けるようにする必要があります。

以上、プラスチック敷板の施工術について解説しました。

参考になるヒント集
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